Style郡山 × 星野リゾート 星野代表インタビュー ~福島県の観光・リーダーシップについて~ IN アルツ磐梯・磐梯山温泉ホテル
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ザ☆インタビュー
2003年よりアルツ磐梯の経営に携わる星野リゾートの代表 星野佳路(ほしの よしはる)代表に福島県の観光、リーダーシップについて聞きました。
★福島県の観光についてどう思われますか?
福島県には自然、歴史、温泉、食など、観光にとって大切な要素がたくさん揃っています。福島県は広いので、それぞれの地域がしっかりと特長を出して、その魅力を際立たせていく必要があります。
★世界を飛び回る星野代表ですが、今世界から福島県はどのように見られているのでしょうか?
まだ原発事故の印象が強い人も多いようです。今日本は訪日外国人客により観光市場が急成長しています。けれども福島県はその恩恵を得ていません。今でも福島県の農産物に輸入規制を設けている国々があり、原発事故後の風評被害は強く残っています。もしかすると原発が廃炉になるまでは残るかもしれません。ただ、風評被害がなくなるまで何もせず待っている姿勢ではい
けないと考え始めています。この状況の中でどうすれば訪日外国人客を獲得できるかを考えなければなりません。アルツ磐梯でもその課題に取り組んでおり、海外でのフリースタイルスキー市場の増加に対応し、パーク日本一を目指し、それを海外に情報発信しています。国内の人口は減少している中で、どうやって訪日外国人客を獲得していくかが鍵になります。
★リーダーシップについて大切なことは?
企業経営におけるリーダーの役割は時代とともに変化しています。方向や戦略を示せば良かった時代は終わり、現代の経営においてリーダーは、チーム全体のモチベーションを向上し維持する役割を担うようになったのです。私たちは、ケン・ブランチャード理論を重視しています。スタッフ一人一人が自分で発想し、行動し、仕事を楽しむことができる環境を整える。それがスタッフのモチベーションを高め、強いチームをつくることにつながるのです。
★次々に生まれる自由なアイデアや取組みを把握するのは大変では?
一つ一つ確認したり承認することはしていません。私は自分が考えることが必ずしも正しいとは限らないと思っています。だから、議論に参加している時には同じ立場で意見を言い合うことが大切です。つまり、私が言っているからと言って会社の指示だと思わないで欲しいし、私の意見に賛同することに議論以外の意味は全くないと考えて欲しいのです。企業組織の中で参加者が言いたいことを言えるような会議や議論を普通に行うために、星野リゾートではフラットな組織文化を重視しています。もともとの人間関係をフラットにしておかないと、議論や会議だけがフラットになることはできないのです。
★星野代表にとってのパワーの源は何ですか?
私にとっては大事なのはスキー。年間60日滑走を目標にしています。冬に雪のある場所に出張が入ると、前後の時間をスキーに確保するなど工夫しています。今日はせっかくアルツ磐梯に来たので、この後も、明日も滑る予定です。
今年のアルツ磐梯・磐梯山温泉ホテルはここに注目!
星野リゾート所属のプロスノーボーダー 鬼塚 雅 選手が平昌オリンピックに!
鬼塚選手は熊本出身ながら幼少期にアルツ磐梯・猫魔スキー場を拠点として練習していたそうです!
↓小学1年の時にアルツ磐梯で開催された大会で初優勝
★オートゲートシステム導入
ウェブでリフト券を購入し、到着後にスムーズにICカードが受け取れる。カードを保管しておくと2回目から到着後に直接リフトへ!
★スキー・スノボで遊べるパークが充実
ジャンプ台などがあるパークはレベル1からあり、初心者でも楽しめる。滑るだけじゃない別の楽しさも体験できる♪
★スキーヤーファーストなホテル
なんと冬場は13時がチェックアウト。朝バタバタとせずに、午前中もスキーやスノーボードを思いっきり楽しめます。
新発売のクレープ
フルーツ盛りだくさんの美味しいクレープが登場。種類が豊富で見た目も可愛い♡ 850円のボムはこれ一つでお腹いっぱいに!
星野代表「美味しいです。ぜひ食べてみてください」
↑今シーズンのゲレ食スイーツはコレで決まり!!
スタイル郡山2月号掲載
取材:2017年12月23日
場所:アルツ磐梯、磐梯山温泉ホテル
住所:福島県耶麻郡磐梯町更科清水平6838-68
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