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『ウイルス性皮膚疾患について』その②

前号に続いて、よく知られているウイルス性皮膚疾患についてお話しします。

手つなぎ

伝染性軟属腫は俗に水いぼと呼ばれており、皮膚と皮膚が触れあうことでうつります。
治療としては、ピンセットで水いぼの芯を圧出する方法がといえますが、痛みを伴うので子供がいやがる傾向があります。さらに水いぼは自然に消えることもあるので、期待して待つと消えずに数が多くなってからとらざるを得なくなったり、ほかの子どもにうつしてしまう心配もあります。
中間的な処置として、硝酸銀液やグルタルアルデヒド、凍結療法、鳩麦茶(ヨクイニン)を飲むなどで消退を期待する方法もあり、痛みが少ない分小さい子供さんにとっては良いかもしれません。

ウイルス性疣贅(ゆうぜい)は俗に石いぼと言われているものです。目に見えない傷から皮膚内に侵入して、そこにいぼをつくります。いぼが傷を受けやすい手足に多いのはこのためです。
主な治療法は凍結療法ですが、ほかにも接触免疫療法、ヨクイニンエキスやシメチジンの内服、グルタルアルデヒドやフェノール、最近では活性型ビタミンD外用やレーザー療法などがありますが、治療効果はさまざまです。
いぼは治りにくく再発することも多い病気ですが、突然数日で消えてしまうこともあり、いぼは治るものと信じ根気よく治療しましょう。

doctor haruyama

先生のプロフィール
春山秀城(はるやまひでき)先生

金透小学校、 第1中学校、 安積高校、 福島医大
福島医大皮膚科、 太田綜合病院、 春山ひふ科
♪趣味
ギター(郡山マンドリンアンサンブル)
オーボエ(アマデウス室内管弦楽団、郡山市民オーケストラ)

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