郡山の “保護猫事情”について 聞きました
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郡山の “保護猫事情”について 聞きました
2月22日は「にゃん・にゃん・にゃん♪」で猫の日!
全国で猫にちなんだイベントなどが行われるほか、SNSなどでも愛猫の写真や動画の投稿を目にしたりと、猫好きさんにはわくわくする日ですね。
「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨で誕生した猫の日ですが、家猫以外はどうでしょう?
郡山市内にある保護猫カフェでも郡山市保健所と連携して精力的に活動している NPO法人 保護猫カフェ love.lab(ラブラブ) さんに最近の保護猫事情を伺いました!
♥活動内容
love.lab(ラブラブ)は特定非営利活動法人として、郡山市で猫の里親支援をしています。保護猫カフェを運営し、迷い猫など、保健所などに寄せられる猫たちのお家を探すお手伝いをしています。今までに里親さんのもとへ送り出した猫は約1000頭。その活動は店内だけでなく、講習会を開催したり施設訪問、地域猫の保護活動など、精力的に活動しています。
<保護猫カフェのキャスト達>
キャストと呼ばれるにゃんこ達。人馴れしてる子もいれば、
たまにちょっと素っ気なかったり、様々な対応で相手をしてくれますよ♪
♥現在の課題は?
ネコブームの弊害でいまだに安易に飼育し、安易に手放そうとする飼い主さんも多いです。
高齢の飼い主さんが亡くなったりして、飼い猫の引き取り先が見つからないケースもあります。万が一を考え、猫の行き場は前もって決めておきましょう。
メルモちゃん、両足が無くたって元気です。
♥今後の活動は?
保護される猫の数を減らしていく。そのためにはやはり飼う側の意識改革が必須です。
保健所などで猫の譲渡を希望すると、このような事を守る必要があります。
「完全室内飼い」、「不妊去勢手術を受ける」、「ワクチン接種」、そして「愛情をもって終生飼育する」。これらは全て、猫と人が幸せに仲良く暮らすためのお約束です。
ですが、いまだに「外に出られないと可哀そう」、「引っ越しなどでどうしても飼えなくなって…」など、飼い主のエゴや無責任な飼い方で迷子になったり妊娠したり、最悪の場合は捨てられる子もいるのが現状です。
♥私達にできることは?
保護活動では多少無理してでも保護するケースもあります。現場にしわ寄せがいってしまうのです。(営利活動ではありませんので)どこの保護団体でも活動を支える資金は募金・寄付が頼りです。
例えば一人ワンコインでもいいんです。多くの方が広く支援してくださると、本当に助かります。
保護猫カフェの収益ももちろん運営費用になりますし、支援物資(餌・砂・ケージなど)も歓迎です。
あんずちゃん、脳性麻痺でも力強く生きています。
いずれは保護猫シェルターの開設も見据えているそうです。
猫が幸せに暮らせるというのは、その地域の成熟度を測る指針かもしれません。郡山の猫も人も、今より少しでも住みやすくなるといい。猫にも人にも住みやすい街として知られるようになればステキですね!
[ 取材協力 ]
NPO法人 保護猫カフェ love.lab[ラブラブ]
住所/郡山市静町1-28 根本ビル102
TEL/024-954-5530
営業時間/10:30~19:00
定休日/木曜日
http://www.love-lab.jp/
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