【必読♥お悩み対処法】ママのモヤモヤを矢吹先生が解決!!

9 月号ではたくさんママのもやもやを紹介しましたが、今回は各地で「悩み方」入門教室を開催している悩みのプロフェッショナル、MHPC マインドヘルスパーソナリティセンターの矢吹孝志先生にアドバイスを頂きました!

悩んだ時、迷った時、困った時etc
悩みをパワーに変える「悩み方」を勉強しよう!

心の「もやもや」をなくすには、まず「悩み」の本質を知る。

人生に、「悩み」はつきものです。日々、私たちは多かれ少なかれ「悩み」を抱えて生きていますが、悩むこと自体、何ら問題ありませんが「悩み続けること」があってはいけません。 ところで、悩みには、私たちの「成長、発展」を導くためのプラスの側面を持つ悩みもあれば、反対に「停滞」を生むマイナスの側面を持つ悩みの2つがあります。

さらに、健康や子育て、人間関係の悩みなど悩む事がらは様々ですが、悩みの「中心」には「こだわる、とらわれる」という思いや感情と「思い込む、決めつける」思いや感情があります。そして、いずれの悩みも悩みが生まれる背景には「快を求めて、不快を避ける」という私たちの本能が大きく影響しているため、悩みは「不満」と「不安」の2つの思いや感情があります。

「不満」な時は「あの時ああしていたら」「こうしてくれれば」「このようにはならなかった」という思いや感情に「こだわり、とらわれ」続けて悩みます。また、「不安」の時は「もしかしたら、おそらく、そうなるだろう」と勝手に「思い込み、決めつけて」悩みます。

悩むことがらは多々あるが、悩みの中心には2つの思いや感情がある。

ですから、生きていく上で避けることができない悩みに対し、どのように対処していけばよいのか、私たちにとって「悩み方」が重要なポイントになります。

『夫には好きなことができる時間があって羨ましい…』の30代1児のママへ。

子育てや家庭生活は夫婦で担うのが基本ですが、ほとんどの家庭では家事や育児は「妻任せ」で妻には夫のように自由な時間が持てないのが現状かと思います。

ところで、私たちが行動する場合、①「言われなくてもやる」②「言われたらやる」③「言われてもやらない」の3つに分けて考えることができます。果たして、「あなたの夫」は、この3つのどちらに当てはまるのでしょうか。

その答えによって、対応は変わりますが、おそらく②の方だと思いますので、家事を手伝って欲しい時は、その都度、お願いしてみましょう。その場合、「こうすべき、あるべきでしょう‼」と論理的に説得するのではなく、「手伝ってくれると有難い」と一言、感謝の意を込めて。

『身内に昔の子育て方針を押し付けられる…』子育て中の3児のママへ。

「身内」とは、もしかしたら両親や兄弟姉妹のことで、その方からの押し付けに「モヤモヤ」感を抱いているのではないでしょうか。そして、押し付けられる内容が「昔の子育て方針」ということですから、背景には身内に昔の「家長制度」の主( あるじ) のように、子どもの「出来、不出来」が家柄や家系に影響すると時代錯誤も甚だしい考えを持っているとか、単に現代の「子育てのあり方」に批判的で不満があるのではないかと考えられます。また、「嫁、姑の関係」も含め、嫁であるあなたに対して「嫉妬の感情」があり、あなたの子育てに「はがゆさや不信感」があるのかもしれません。

いずれにしろ、子育ての主役は「親」ですから、「昔は昔、今は今」と割り切り、納得できるものは参考に、そうでないものは「体裁よく」拒否しましょう。
ちなみに、押し付けるという行為には、相手への「支配欲求」があることをお忘れなく。

『子どもの能力値がママの能力値みたいになっていること』の40代ママへ。

優秀な子どもを育てたいと思うのは、子を持つ親の純粋な願いです。また、世間では「優秀な子ども」を育てた親が「優秀な親」と言われているのも否めない事実です。優秀な子どもに育ったのは、子ども自身の力であり、親は子育てや教育に関して、一生懸命に支え続けた結果です。しかし世間には「子どもの通信簿」は「親の通信簿」と考えている親がいて、優秀な子どもに育てることを目的に生きています。

ところで、このような親の多くは、自分が存在しているという感覚( 自己存在感) が持てず、社会の中で孤立感や閉塞感を抱いて悩んでいるとか、何らかの不満があってそれらを満たす手段として「優秀な子ども」を育てることに専念します。世間から「あなたの子どもさんは成績優秀で凄い‼」と言われると「そのように育てた私は凄い‼」となって、自分という存在が認められたと感じて満足します。「子どもの通信簿」は「親の通信簿」と考える親は、子どもを犠牲( または利用) にして、自らの欲求を満たそうとする歪んだ心を持っていることに気づいていません。

馬を水辺に連れていくことはできるが、馬に水を飲ませることはできない。もやもやの元はここです!

MHPC[マインドヘルスパーソナリティセンター]
郡山市芳賀2 丁目21-10
TEL 024-943-1678

健康や教育、産業の各分野におけるカウンセリングを通して、様々な悩みを速やかに解決する究極の悩み対処法「ストレスに打ち克ち、逆境を乗り越えどんな困難にもへこたれない元気・しなやか折れない心」を身につけることで、さまざまな悩みや問題の解決支援を行っています。