「コーヒーは地獄のように黒く、死のように濃く、恋のように甘くなければならない。」

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トルコの諺である。この定義が当てはまるのが、ここ『珈琲屋』で供されるコーヒーだ。
褐色というより漆黒。初めて口にする人の中には濃いと感じる人もいる。甘味を感じるかは個人差があるが、深く濃い贅沢な味わいの中に、苦味と酸味以外の何かを感じる。

良質な豆だから・・・

質の良い生きたコーヒーには、冷めたら冷めたなりの味わいがある。熱い時と冷めた時では、苦味・酸味・甘味のバランスが変わり、正確な判断が出来るのだ。だから、できれば時間をかけてじっくり味わいを楽しんで頂きたい。
最初は「冷めても美味しいの?」と不思議に思ったが、なんとなく味の違いが分かってくるとコーヒーの愉しみ方に幅が出てくるのでぜひお試しあれ。熱い→温い→冷たい、と3段階を目安にしては如何かな。
最後の一滴まで楽しめるんです♪

豆の種類+温度によって様々な味わいがあるなんて、今まで知らず、あまり考えずに飲んでいた。今日はどんな豆に出会えるだろう。ワクワクしながら訪れる店だ。

取材協力店 「珈琲屋」